光陽寺について
当寺の最初の起源については不明ですが、村自体が平家の落人部落と伝承されており、実際は相当古いと思われます。正式には慶長七年(1602)、当時尾張に勢力を振るっていた犬山瑞泉寺の住職を初代に迎え臨済宗寺院となったのを開創としております。以後檀信徒に支えられ発展をしました。寺子屋、無料託児所など元来福祉、教育に尽力した経緯があり、その精神は歴代住職に引き継がれ現在にいたっています。現在、所在地は国定公園に面し豊かな自然に抱かれた心やすまるところであり、檀信徒は今井地区を中心に犬山市内、名古屋市をはじめとする愛知県内、岐阜県可児市や、東京、大阪等にも広まっています。
紹介動画
光陽寺
本堂
現本堂はその棟札より、明和五年(1768)創建のものである。
濃尾震災にも耐え、240年の風雪を越え、当寺の伽藍の中心となっている。
極楽図
当寺本堂に展示されているこの絵は、第二の山下清と称される、山本良比古画伯の作品である。
三重苦を背負った彼の天賦を、川崎昂氏が見い出し、開花させた。山本氏は今も毎月、川崎氏の眠る当寺を参詣されている。
鐘楼
平成十五年の開山四百年遠諱の折に記念事業として再建されたものである。
鐘楼は佐藤政臣社寺工匠の手によるもので梵鐘そのものは京都・岩澤にて新鋳されたものである。
当寺で行われる行事をご紹介します。
- 【一月】
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一月一日 新年諷経
大般若会厳修
檀信徒の安泰を祈願し、近隣十ヶ寺の住職方とともに大般若経六百巻を転読します。
その後、祈願された般若札を皆様方へお届けします。 - 【二月】
- 二月十五日 涅槃会(お釈迦様が亡くなった日)
- 【三月】
- 春彼岸
光陽観音永代供養祭
永代供養墓に祀られた方々の供養祭がおこなわれます。 - 【四月】
- 降誕会(花まつり)
お釈迦様の生誕を祝い法要を営みます。
地元の弘法様行事に合わせ二十一日に行います。当日は甘茶を用意しております。 - 【六月】
- 妙心寺団参
毎年、本山妙心寺への団体参拝をいたします。
その後、親睦のため各地の名蹟めぐり、温泉宿へと移動します。 - 【八月】
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盆
当地区では八月ですが、七月の地区もあります。当寺では、檀家の皆様各家へ柵経に訪れます。また、夕方には境内で数百本のローソクが灯される献灯会がおこなわれます。施餓鬼
先祖やもろもろの恵まれない人々への供養をおこないます。近隣十ヶ寺の住職方に出頭いただき、朝から夕方まで連続しておこなわれます。 - 【九月】
- 秋彼岸
光陽観音永代供養祭 - 【十二月】
- 十二月八日 成道会(お釈迦様が悟りを開いた日)
除夜
境内に数百本のローソクによる献灯会のさなか、除夜の鐘がつかれます。
毎年先着百八名とし、お参りの方にはみかん等がふるまわれます。
- 2024/01/17
- 樹木葬墓 供用開始!
アクセス
所在地 | 愛知県犬山市今井寺ノ前6 |
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電話番号 | 0568-61-0941 |
FAX | 0568-61-7849 |
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